脱都心コンシェルジュ

海を楽しむ暮らしのコンサルタント

鎌倉トリップ「由比ヶ浜海岸」

JR東海道線・江ノ電「鎌倉」駅を出て、南に向かいひたすら歩くこと約25分ほど。

材木座と由比ガ浜の間を流れる滑川が海に注ぐ地点、海まで続く道の終点「由比ヶ浜海岸」は広がる。

由比ヶ浜海岸までのまっすぐの道のりは、湘南らしいカワイイお店が並んで何度も道草をしてしまうので、全くその距離も気にならない。

遠浅でわりと綺麗な砂浜の海岸。

遠目からみるとエメラルドグリーンが二層に輝き、一見、まるで沖縄かと間違うような海の綺麗さも目と心に潤いを与えてくれる。

毎年、大好きな沖縄に足を運ぶ私でさえ、身近にもこんなにステキな海があるなんてありがたいと思う。

この画を毎日見られるなんて幸せこのうえない。

ロマンチックでオシャレな雰囲気のこちらの海岸は、TVドラマや映画のロケ地として使われることも多く、オフシーズンでも癒しを求めて沢山の人で賑わっていることも多々。

春うららの穏やかな日、寄せては返す白い波に足を取られまいと「きゃっきゃっ」とはしゃぐ子供達。

海に浮かぶ沢山のウィンドサーフィンの帆。

都内からきたのであろうイマドキのオシャレなカップルは、強めの風に逆らいながら、スマートフォンに向かって笑顔を送る。

青い空を優雅に旋回するトンビの「ピーヒョロロ…」という声も楽しい。

そんな風景に目を細めて見ていると、心地よい風が吹き、決してきつすぎない優しい潮の香りがふんわりと身体を包む。

実は、由比ガ浜海岸はその昔、鎌倉時代に決戦の場であったという歴史を持つ。

裁判で死罪となった人の処刑場であったり、幾度となく合戦が行われたり。

新田義貞が稲村ガ崎を越えて攻め込んできたことで、鎌倉幕府が滅亡に追い込まれた…

今この自分が立つ、ここで、この地で、想像するだけでドキドキする。

そういう歴史的な背景を思い描くと、鎌倉という地をもっと知りたいと思う。

幾年も年月を重ねて、争いのない平和で温かな日々がくるなんて、当時の武将たちは想像もつかないだろうけど。

今、ここに、この和やかな日々が送れることを心から感謝したい。

今日も素晴らしい一日をありがとう。

「さくら貝のうた」

由比ヶ浜海岸の桜貝に魅せらて作られた歌だそう

「R134」

湘南の人々がよく車のナンバープレートにするもののひとつ

「魚藍観世音の石碑」

人間が食べる魚介を供養した石碑のようですね

「稲村ヶ崎と石碑」

よくわからないけれど何だか絵になるオブジェ(海水浴場100周年記念!)

「鎌倉海浜公園のなだらかな丘」

目の前に広がる海と芝生が開放的な公園は思わず走りたくなる

「のんびり歩く」

空と芝生とまっすぐな道

「優雅に旋回」

ピーヒョロロと鳴く声も楽しい

「バサバサッ」

思わずあとずさりしてしまうけど、こんなのもおもしろい

「長く伸びる海岸線」

思い思いの時間を過ごす。ゆるりとした時が流れる
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